痛くないのに虫歯!?
こんにちは! 中川クオーレ歯科です。 今日は虫歯と痛みの関係についてお話をしていきます。 皆様の認識でいうと「虫歯=歯が痛い」 だと思います。間違ってはいないのですが、100%あっているわけではありません。 むし歯というものは段階があり、それを「C0,C1,C2,C3,C4」といった分類に分けられます。 C0:着色がついてはいるが、穴(実質欠損)がない状態 →治療はせず、経過観察 C1:小さい穴があき始めているが、神経には到達しておらず、痛みがほぼない状態 →主にプラスチックを詰めて治す治療 C2:中等度の穴があき始めており、しみる症状や痛みを感じることがある状態 →主に銀歯などの部分的な詰め物を型を取り入れる治療 C3:神経に到達するほどの穴の大きさがあり、何もしなくても痛みを感じやすい状態 →主に痛みを感じている神経を根幹治療といわれる根の洗浄、除去する治療(本来神経はとても大事なため、温存をするのですが痛みを取るためやむなく行う治療です) C4:神経が腐ってしまい、そこから骨に感染し骨までも溶けている状態(神経が腐っているときは逆に痛みを感じにくいことがありますが、感染が大きくなるにつれて歯茎の腫れや耐え難い痛みを感じるようになります) →主に抜歯を行います。(歯が十分に残っていたり、骨が溶けている量が少ない場合は根幹治療で対応できる場合がございます) 「むし歯=痛み」ではなく、進行してしまい神経に影響を与えることにより痛みが発生します。 なので痛みを感じる前の治療が大切であることを皆様にお伝えさせていただいております。 少しでもむし歯になってしまった歯を削る量を減らすべく、当院では早期発見、早期治療をモットーとしご自身の歯を 長く使ってもらえるよう尽力してまいります。 いかがでしたでしょうか? なかなか症状がないと歯医者へ来ることは少ないとは思いますが、何か少しでも気になることがございましたら お気軽にお尋ねください。 中川クオーレ歯科
2024.02.19