歯が痛いのにむし歯じゃないって!?
こんにちは!中川クオーレ歯科です。 今日の話は「痛くて虫歯だと思って歯医者に言われたら、むし歯じゃないって言われた!ホント?」 について話します。 基本的な認識としては以前ブログにも書いたように「虫歯が大きくなると痛む」ことは多いです。 しかし、虫歯でなくても痛みが発生することがあるのでその内容を見ていきましょう! 結論から申し上げますとその症状は、、、、 「外傷性咬合」である可能性が高いです!! 外傷性咬合とは簡単に申し上げるとかみ合わせの負担が大きくなると歯根膜といった 歯の根の周りにある靭帯が傷んでしまう、結果圧力をかけた際に傷んだ靭帯が痛みとして発現といった病気です。 おもな症状としては ☑噛んだら痛いが、噛まなければ痛くない ☑冷たいものでしみる ☑痛いと思っていたら、どんどん痛みが無くなっていった 等が挙げられます。 症状を持つ方のお口の特徴としては ☑奥歯は噛めているが、前歯では噛めていない(開口) ☑強くかみしめる癖がある ☑食事の時、片側だけを多く使っている ☑くいしばる癖や歯ぎしりの癖を持っている 等が挙げられます。 治療法としては ☑かみ合わせのチェックと噛み方指導 ☑マウスピース(寝るときに使います) ☑矯正治療(重度のケース) ☑咬合調整(かみ合わせの強く当たるところを調整します) 等が挙げられます。 症状が軽度の方は問題ありませんが、重度になってしまうといきなり歯が割れたりすることも あります・・・・ 思い当たる症状があればぜひお近くの歯医者さんに一度ご相談に 行ってみてください! 次回更新の記事はこの話と関係がある「ベロの正しい位置」の話をする予定です。 お楽しみに!
2024.02.28