後戻りケースの矯正
正面・上顎の治療前後の比較写真 Before After Before After 患者様のお悩み 過去に矯正治療を行ったが、後戻りが起こってしまい、また歯並びが悪くなったとのことで、当院にご来院されました。本症例は、そのリペアケース(やり直しの治療)になります。 当院からの治療の提案 IPR(*1)、上顎臼歯遠心移動(*2)を組み込み、咬合の再構成を図りました。 *1 IPRとは? IPRは、歯と歯の間のエナメル質を少しだけ削ってスペースを作る方法です。 削る量はごくわずかで、歯並びの改善のために必要なスペースを確保するために使われます。歯を抜かずに矯正治療を進めたい場合や、少しだけのスペースが必要な場合に有効です。 *2 上顎臼歯遠心移動とは? 上顎の奥歯(臼歯)を後ろに動かす治療法で、前歯部にスペースを作りたい場合に用いられます。 奥歯を少しずつ遠心(後方)に動かすことで、混み合った前歯を整えるための空間を確保します。特に非抜歯矯正でスペースを作りたい場合に有効です。 治療の概要 主訴 前歯が出ている 年齢・性別 30代女性 治療期間 半年 治療費用 440,000円(インビザライン)+検査33,000円+リテーナー33,000円 備考 抜歯なし過去に矯正の経験あり(後戻りケース) その他 住まい 神奈川県 症状 叢生 治療方針 IPR、上顎臼歯遠心移動 矯正装置 マウスピース型矯正装置(アライナー装置) アライナー枚数 18ステージ(10日交換) リテーナー マウスピース 代表的な副作用 痛み・治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死・歯肉退縮 マウスピース矯正を見る
2025.03.29