こんなに違う!?定期健診に行く人と行かない人の歯の本数の違いは?
80歳の時点で残ってる歯の本数はどれくらいか? みなさんご存じですか? 定期健診へ行っている人で平均15.7本 それに対して歯が痛くなった時だけ治療を受けた人で平均6.8本 こんなにも差が生まれてしまうというデータがあります。 さらに雑誌プレジデントの「人生の後悔」についてのアンケート調査では なんと「歯を失った事」が1位になっていました。 歯を失うと、人生の大きな楽しみである 「食事の楽しみ」が半減してしまうため、こんなにも後悔することになってしまうのです。 なぜ歯医者へ痛みもないのに行くのか? 今日の日本では、歯が痛くなったり、歯ぐきから出血するなどの異常が出ると歯医者へ行く方がほとんどです。 しかし、歯周病はご自身では気づかないうちに少しずつ進行していて、 自覚症状を感じた時点では悪化していることが多く、場合によっては抜歯などになってしまいます。 定期検診では、 ご自身では気づかないところに異常がないかをチェックし、もし異常が発見されても早期治療を行うことができますので、それほど大きな負担がかからない場合がほとんどです。 また、異常がなければ予防的ケアを行いますので、病気にならず良い状態を維持することができます。 定期検診を受けることのメリット ・虫歯や歯周病になるリスクを大幅に軽減できる ・早期発見・早期治療に繋げることができる ・歯をきれいに保つことができる ・将来自分の歯を残すことができる お口の中にお困りがない方からすると、定期検診代はちょっと高いな…と感じてしまうかもしれません。 しかし、 虫歯や歯周病の治療が必要になった場合には短い期間に何度も通院しなければいけません。 そうなると、それだけ多くのお金と時間が必要になります。 実は定期検診を受けていると生涯にかかる医療費を減らせることがわかっています。 定期検診は健康保険が適用されるため、3割負担の方の場合は1回3000円ほどで受けることができます。 定期検診に通う頻度は、虫歯・歯周病リスクの高さやお口の環境によって違いはありますが 1〜6ヶ月に一度です。適切な間隔をその都度お伝えしています。 歯が痛くなくても歯医者で定期検診を受けるのって、良いことが多いです。 歯は 失って初めて自分の歯のありがたさを感じる ものです。 何かあってからではなく、 トラブルが起きないように、生涯ご自身の歯で食事を楽しめるよう、また身体の健康を守るために。 定期検診にぜひお越しください♪
2025.02.01